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まちの中で、まちまちな人たちが、ちまちまと。
まちの中で。
 いろんな人たちの生活が、あっちでこっちでそれぞれに同時進行している。
決まりきった台詞を読む舞台ではないけれど、たくさんの喜劇と悲劇をはらみながら、人が喜び、怒り、悲しみ、笑っている。
そんな風に人の生活が、いつも密接に関わり続けるものだから、その中で同じように活動していく。
この活動もひとつのまちの中の喜劇であればいいなと。
まちまちな人たち。
 あっちにもこっちにも、いろんな人がいるんだなってことは、きっと感覚的に気付いている気がする。
だからそれほど違和感はないけれど、よくもまぁ、これだけいろんな人がいるものだと、改めて関心もする。
ただ、目の前にいる人が、自分と同じでなく、自分とはズレていることが大切なんだと、気付き許容するまでは少し時間がかるかもしれないから、
もっと性格も、生い立ちも、基本的なベクトルの向きも、バラバラな人たちが集まることを大事にしてみる。
ちまちまと。
 どこにも形がなくて、ハッキリとした感覚もない。
いつも始まりは、そんなもので、頭の中の浮遊感だけで、足元が浮きそうになっている。
何か漠然としていても、とりあえず始めてみること。
つくり始めてしまえば、向き合う自分がいて、向かい合う相手がいて、言葉でも、作業でも重ね続けていく。
爆発的に大きな働きをするかどうかは分らないし、何か大きな影響を与えるかも全くの未定の状態。
先は見えない過程の中で、発生し始める先へ進むための一つ一つの過程。
やれることは、一つ一つ、そしてまた一つ。
まだまだ、先は見えないけれど。

・・・と、決して上手く器用にこなしていくようなことはないし、これから始まることに対しても、とても曖昧。
でも、あるまちの中で、まちまちな人たちが集まって、ちまちまとやっていくこと。
どこか自然発生のようでいながら、何かの繋がりと流れの中で必然的に沸き始めてしまう、そのカタチにも、コトバにもなる前の状態にたくさん出会いたい気がするから。
いつもまちの中では、誰かが集まっていて、何かしら始まっていく。
それが、「まちまち。」になってもいいし、ならなくてもいいし。
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